3-1. 近づく最期の刻
気がつくと、iに示された刻限までもう幾分もない時間となっていた。
ここまで来ると、術を使わずとも自分が限界近いことが自覚できる。
今日一日、君にとってはどのような一日だっただろうか。
なすべきことはなせただろうか。
心残りは晴らせただろうか。
それとも…
3-2. 最期の5分
命の火が燃え尽きる時が近い。
君は最期にどこで誰と過ごすだろうか。
🟡KP向け:カウントダウン
カウントダウンタイマーを5分に設定して開始してください。
以降、リアルタイムでの進行とし、中断等も行えません。
3-3. その最期
ぷつりと自分を支えていた何かが切れたのがわかる。
それと同時に、体は重力に逆らえなくなり、視界は暗転する。
周囲の音がやけに騒がしく聞こえるが、しかしそれもじきに聞こえなくなる。
風前の灯火とはまさに今の状況を言うのだろう。
まさに命の火が消え失せようとしているこの時になって、君は最期に何を思うだろう。
>探索者の遺言
君の意識は深い深い闇へと沈んでいく。
そして意識の海の奥深く。最期に君がそこで見たのは…
🟡KP向け:探索者が最期に見たもの
生物の意識はすべて無意識下でつながっており(集合的無意識)、その大本はこの世界を作り出しているアザトースの夢です。
探索者が最期に見たのはその深淵であり、それと同時に探索者は父なるアザトースの元へ還っていきます。