character





岩沢 啓人(いわさわ けいと)


PC達の呑み友達(故)です。
極上の酒をPCたちより多く呑んだため、就寝とともにこの世からも終身しました。
PCたちとは仲の良い友人でしたが、極上の酒の影響で心身の消失とともに、それに関わる人々の記憶からも存在が消失してしまっています。
ただし、あくまで消失するのは当人とそれに関わる記憶なので、服や財布、携帯といった物証は残り、そのことがPCに疑問を与え、今回の事件を調査する動機の1つとなります。
また、時間が経つごとに、家賃の振込などがなかったりと、当人が消失した穴が表面化し騒ぎとなることが予想されます。
そういった事が起こりえるため、事件の黒幕である牧師は社会的な立場のある人間を生贄の対象からは外していました。


原賀 光(はらが ひかり)


お助けNPC1です。
PC達に勝るとも劣らないアル中で、親に韮滝診療所に通わされています。
しかし、本人に治療の意志は希薄で、治療は難航しています。
韮滝診療所で極上の酒というキーワードを聞き、それをPCに伝える役割を持っています。
この、極上の酒というキーワードは、韮滝が治療の際、ホームレスたちから聞いたものですが、そのホームレスが消失したため韮滝の記憶からはすでに失われており、又聞きした原賀だけが知っているキーワードになってしまっています。
もちろん原賀もこのキーワードには興味津々のため、一緒に探さないか?一緒に飲みに行かないかと誘えば二つ返事でOKすることでしょう。
ただし、彼女は朝から晩まで飲酒をやめないキャラクタなので、扱いには注意が必要です。

STR:5(25)、CON:14(70)、POW:11(55)、DEX:15(75)、APP:12(60)、SIZ:9(45)、INT:13(65)、EDU:18(90)


韮滝 香苗(にらたき かなえ)


お助けNPC2です。
アルコール依存症カウンセリングのプロで韮滝診療所で脱アルコールのカウンセリングを行っている善良なお医者様です。
原賀の主治医で、当人は覚えていませんが治療中の原賀に極上の酒というキーワードをポロッとこぼしてしまいました。
そのキーワードを聞いたのは市のボランティアで、極上の酒の依存症になってしまっていたホームレスたちの治療を行った際ですが、治療を行ったホームレスが軒並み消失してしまっているため、韮滝自身そのキーワードの事自体を忘却してしまっています。
そのため、PCたちは韮滝から直接極上の酒のことを聞くことができず、家探しをしたり、聞き込みをすることで、公園が怪しいと目星をつける必要があります。
ただの何も知らない善良な先生なので、暴力を振るうなどもっての外です。


ホームレスの男


お助けNPC3です。
PC達に極上の酒を譲った張本人ですが、PCたちは酒の影響でそのことを忘却してしまっています。
元々極上の酒は、社会的に消失しても影響の少ないホームレスを対象に黒幕である牧師が配っていたものでした。
他のホームレスはそれを喜んで呑み、消失してしまいましたが、この男は幸いにして下戸だったため、生き残ることができました。
だけであればよいのですが、ここからが牧師も想定していなかった自体でこの男はもらった酒を売りに出し、一般人であるPC達にまで酒が流通してしまいます。
ある意味事件の元凶とも言える存在ですが、当然当人に悪意はなく、ある意味そのおかげで牧師の悪事もPC達に暴かれることになります。


牧師


本事件の黒幕です。
一見ただのキリスト教牧師を装っていますが、その実シュブニグラスを信仰する邪教徒です。
シュブニグラスの伝説のあるこの地で、自分の教会を建て、黒い仔山羊を召喚しました。
伝承にあった黒い仔山羊の乳を改良し、酒にすることで飲み干すことを難しくし、かつ消失とともに人々の記憶からも消えることで生贄を確保しやすくしました。
加えて生贄の選定も、消失しても発覚しにくいホームレスのような人間に絞るという徹底ぶりでしたが、下戸のホームレスと度を越した呑兵衛であるPC達の手により野望はくじかれることになります。


黒い仔山羊


シュブニグラスの仔にして、シュブニグラス自身。
その乳は元々大量に乳を飲んだ人間を消失させ生贄とする能力を持っていましたが、熱心な信徒である牧師の手によって、その人間に関わった人間源の記憶まで消失するようにレベルアップしました。
また、乳が直接酒に変わったわけではなく、搾乳の際に魔術で酒に変えているため、本人が酔っ払うようなことはありません。
熱心な信徒である牧師には感心していますが、地下ぐらしはちょっと窮屈だったり…