アンケート2
3-1. 部屋の様子

先程までよりは幾分狭い部屋だ。
部屋の作りは簡素で、左右それぞれに先程見た台とボタン、真っ黒なガラスケースが配置され、さらにその正面に3m四方はあろう真っ黒なガラスが二枚並んで設置されている。
ボタンは青い方だけ点滅している。
※正面のドアはアンケートを回答するまでは何をされても開きません
3-2. 選択式アンケート(KPC)
参加者1(KPC)がボタンを押すと、参加者1のデバイスに以下のような文言が表示される。
※タイマーセット
Q2. 1人 or 5人
人数による選択傾向の調査。
◀1人
田辺敏夫(46):サラリーマン
▶5人
佐藤美咲(21):大学生
山本拓真(17):高校生
遠藤治明(56):会社役員
中村良一(33):役者
鈴木貴子(85):無職
人数による選択傾向の調査。
◀1人
田辺敏夫(46):サラリーマン
▶5人
佐藤美咲(21):大学生
山本拓真(17):高校生
遠藤治明(56):会社役員
中村良一(33):役者
鈴木貴子(85):無職
🟡KP向け:内訳について
PC達に情報を明かされることはありませんが、PCアンケート同様、5人側の人間は悪人です。
もし、声を張って彼らを起こす場合などは、それにふさわしいRPをするようにしてください。
PC達に情報を明かされることはありませんが、PCアンケート同様、5人側の人間は悪人です。
もし、声を張って彼らを起こす場合などは、それにふさわしいRPをするようにしてください。
※ガラス戸の先の様子
先程まで真っ暗だったガラスが、ボタンを押すと同時にガラスケース同様透明になり、先が見えるようになる。
中はどうやら部屋になっているようで、何やら動物園の室内展示を思わせる作りだ。言うならばショーケースだろうか。
そして、そこに居たのは「左側に1人の男性」「右側に5人の男女」。人間だ。
いずれも部屋に倒れ伏しており、意識はないようだ。
君たちは先のやり取りもあり出題の意図を理解してしまう。今度は人間のどちらを殺すか選べ、そう言っているのだ。
※ミニチュアの様子
ミニチュアには、先程と同じ作りの二分機のレールとトロッコ、そしてその先にはガラスの先にいる選択肢の人物を模したであろう精巧なフィギュアが置かれている。
現在レールはまっすぐ直進するようになっており、このままだと1人の人物の模型に衝突することが予想できる。
🔽ガラス戸を調べた場合
ガラスを調べると、そこには目立たないように以下のようなことが書かれている。
通常、向こう側からはこちらが見えておらず、声も聞こえておりません。ガラスを触っている間だけ、向こうからもこちらが見え声も聞こえるようになります。
🔽時間切れ or 回答 した場合
トロッコはゆっくりとレールを進み、やがてフィギュアのもとにたどり着く。
フィギュアは、トロッコとレールの間に巻き込まれ、あっという間にその身を残骸へと変える。
中身はどうなっているのか、ぶちり、ぐちゃりと嫌な音を立て、周囲に赤黒い液体を撒き散らす。
その場にあったのがフィギュアだったとはこの惨状だけみたものには想像もつかないことだろう。
そしてショーケース側、そちらからはゴリゴリ、グチャリ、ブチリと聞いたこともないような嫌な大音が聞こえてくる。
見やれば、人間がまさに透明な何かに押しつぶされて、肉塊へと変貌して行っているその過程が見える。
「うぁあああ!」「痛い!助けて!」など、悲痛な叫び声も合わせて聞こえてくる。
それらはガラス越しとは思えないほど、鮮明に聞こえ、まるで脳に直接声が届いているのではないと錯覚すら覚える。
一瞬のことだったが君たちには永遠の時間にも感じられたかもしれない。
やがて、声や音が静まると、そこにはただ人であったものの肉塊と、血の海と化した部屋だけが広がっていた。
君たちが呆然としていると、やがてガラスは当初と同じく真っ暗に染まり、もうその奥を覗き見ることはできない。
ガラス戸の奥からは匂いまでは漂ってこないので、そうやって視界を遮られると、さながら今までのことが幻であったかのようにも感じるが、君たちの記憶がその解釈を拒む。
先程の惨劇はたしかに事実としてあったことなのだと。
君たちは、人の無惨な死に様を目撃し、その死因の遠因に君たちが関係していることに少なからず罪悪感のようなものを感じている。
しかし心は戸惑い恐怖するものの、それ以上大きく崩れるようなことはない。自分でも異常と感じられるほどに。
君たちがその惨状に唖然としていると、ガラス戸はまた黒く染まり、声も光も遮られる。
3-3. 選択式アンケート(PC)
いつの間にやら反対側の赤いボタンが点灯している。
参加者2(PC)がボタンを押すと、参加者2のデバイスに以下のような文言が表示される。
※タイマーセット
Q2. 善人1人 or 犯罪者5人
人数と略歴による選択傾向の調査。
◀1人
吉田佳代子(39):犯罪歴なし
▶5人
田中美代(14):傷害/脅迫/名誉毀損 他(いじめでクラスメイトを自殺に追いやる)
橋本剣之介(36):強姦/児童虐待(再婚相手の8歳連れ子に性的な虐待)
立川有希子(35):殺人罪他(爆発物による無差別殺人)
小林仁美(27):詐欺他(結婚詐欺師による間接殺害複数)
秋山悟(67):強盗/殺人(過去に銀行強盗にて警備員を殺人)
※上記内容の調査は完璧であり、嘘偽りはございません
人数と略歴による選択傾向の調査。
◀1人
吉田佳代子(39):犯罪歴なし
▶5人
田中美代(14):傷害/脅迫/名誉毀損 他(いじめでクラスメイトを自殺に追いやる)
橋本剣之介(36):強姦/児童虐待(再婚相手の8歳連れ子に性的な虐待)
立川有希子(35):殺人罪他(爆発物による無差別殺人)
小林仁美(27):詐欺他(結婚詐欺師による間接殺害複数)
秋山悟(67):強盗/殺人(過去に銀行強盗にて警備員を殺人)
※上記内容の調査は完璧であり、嘘偽りはございません

🟡KP向け:クリックアクションについて
それぞれのパーツに以下の内容のクリックアクションを設定してください。
(以降、問文以外は共通です)
・問文:アンケート全文を表示(上記緑色枠内の文)
・▶️ :「右の人間を殺す」
・◀️ :「左の人間を殺す」
・▲ :「選択中の人間を壊す」
それぞれのパーツに以下の内容のクリックアクションを設定してください。
(以降、問文以外は共通です)
・問文:アンケート全文を表示(上記緑色枠内の文)
・▶️ :「右の人間を殺す」
・◀️ :「左の人間を殺す」
・▲ :「選択中の人間を壊す」
※ガラス戸の先の様子
先程まで真っ暗だったガラスが、ボタンを押すと同時にガラスケース同様透明になり、先が見えるようになる。
中はどうやら部屋になっているようで、何やら動物園の室内展示を思わせる作りだ。言うならばショーケースだろうか。
そして、そこに居たのは「左側に1人の女性」「右側に5人の男女」。
いずれも部屋に倒れ伏しており、意識はないようだ。
※ミニチュアの様子
ミニチュアには、先程と同じ作りの二分機のレールとトロッコ、そしてその先にはガラスの先にいる選択肢の人物を模したであろう精巧なフィギュアが置かれている。
現在レールはまっすぐ直進するようになっており、このままだと1人の人物の模型に衝突することが予想できる。
🔽回答ボタンを始めて押した場合
ボタンを押すと、君の口から勝手に言葉が発せられる。
悪意のこもった声だ。出した覚えのないその声にはっとなるが、それ以外に特に異変はない。
SANc:なし ※自分の口が勝手に動き本来はSANチェックだが、現在は免除
🔽時間切れ or 回答 した場合
トロッコはゆっくりとレールを進み、やがてフィギュアのもとにたどり着く。
フィギュアは、トロッコとレールの間に巻き込まれ、あっという間にその身を残骸へと変える。
中身はどうなっているのか、ぶちり、ぐちゃりと嫌な音を立て、周囲に赤黒い液体を撒き散らす。
その場にあったのがフィギュアだったとはこの惨状だけみたものには想像もつかないことだろう。
そしてショーケース側、そちらからはゴリゴリ、グチャリ、ブチリと聞いたこともないような嫌な大音が聞こえてくる。
見やれば、人間がまさに透明な何かに押しつぶされて、肉塊へと変貌して行っているその過程が見える。
「うぁあああ!」「やめてくれ!どうして!」「助けて!だれか!」など、悲痛な叫び声も合わせて聞こえてくる。
それらはガラス越しとは思えないほど、鮮明に聞こえ、まるで脳に直接声が届いているのではないと錯覚すら覚える。
一瞬のことだったが君たちには永遠の時間にも感じられたかもしれない。
やがて、声や音が静まると、そこにはただ人であったものの肉塊と、血の海とかした部屋だけが広がっていた。
SANc:なし ※人死にの責任の一端を負い本来はSANチェックだが、現在は免除
🔽自分で犯罪者を殺した場合
君は流れに任せるのではなく、自分の意志で5人の人物を殺害した。
そのことで一人の善なる人物を救ったとも言えるが、果たしてその選択が正しかったのかは答えは出ない。
何にせよ君の頭には、自分が殺人を行ったという強い意識が残る。言い訳はいくらでも浮かぶが、果たしてその考えは罪悪感を打ち消すほどのものであろうか。
そして間接的とはいえ、人を殺害したのに自分がやけに落ち着いていることに気がつく。
SANc:なし ※自らの手で人を殺し、本来はSANチェックだが、現在は免除
君たちが呆然としていると、やがてガラスは当初と同じく真っ暗に染まり、もうその奥を覗き見ることはできない。
3-4. 口頭アンケート2
それと同時に、奥の扉がひとりでに開く。
その先にはここに来るときに通ったときと同じような通路が繋がっているようだ。
通路の先、続く扉の手前に案内員が居た。
案内員は君たちを認めると会釈し、以下のように述べる。

「選択式アンケート2番へのご回答お疲れ様です」
「続いて口頭アンケート2番へのご回答をお願い致します」
Q. アナタにとって死に値する罪とはなんですか?
その最低ラインに当たる罪状について考えを教えてください。
>PC達の回答その最低ラインに当たる罪状について考えを教えてください。

「なるほど、かしこまりました」
「ご回答、ありがとうございます」
「引き続き、選択式アンケート3番へのご回答の程、よろしくお願いいたします。」