回想と言う名の呑み歩き

🟡KP向け:呑み歩きの流れ


アイデアに成功すると、頼んだメニューや次に行ったお店のことを思い出すことができます。
ただし、お店が進むごとに酔いが進みアイデアにマイナス補正がかかります。
そのお店を満喫することで、アイデアにプラス補正を受けることができます。

2-1. 1件目:居酒屋


店の外観は温かみのある木造で、ゆるやかな光が窓から漏れ出ている。
入口の暖簾を抜けると、活気ある雰囲気があなたがたを歓迎してくれる。
中に一歩足を踏み入れると、焼き鳥の香ばしい匂いや、魚介の新鮮な臭いが漂ってくる。

店内は木のテーブルと椅子が並び、壁には日本酒の瓶が美しく陳列されている。
厨房からは小気味よい調理の音が聞こえ、手際よく料理を仕上げている様子が視界に入る。

メニューは和風調の品の良いもので、手に取ると魅力的な料理の写真が目に飛び込んでくる。
刺身、焼き鳥、地酒など、様々な選択肢があり、どれも試してみたいと思わせる。
特に目立つのは「本日のおすすめ」のページで、その日に仕入れた新鮮な魚介を用いた刺身の盛り合わせと、この店独自の地酒がオススメされている。

おぼろげな記憶を手繰り寄せると、確かにこの店に訪れ、楽しいひと時を送ったことを思い出せる。

🔽この店での注文を思い出す場合


アイデア(無補正)に成功すると、おすすめにある刺身の盛り合わせと地酒を頼んだことを思い出せる。

🔽注文をする場合


一回の注文ごとに、ここでのアイデア+10%

🔽次の行き先を思い返す場合


アイデア(無補正)に成功すると、次は近隣のバルに行ったことを思い出せる。

🔽極上の酒(めちゃくちゃ旨い酒)について聞く場合


うちの地酒は幻の逸品と言える極上の酒ですよと教えてもらえる。

▶メニュー例


・とりあえず生
・ハイボール
・枝豆
・焼き鳥
・唐揚げ
・卵焼き
・サラダ
・ホッケ    等々

▶おすすめメニュー:刺身の盛り合わせと地酒(日本酒)


盛り合わせには、輝くようなマグロ、瑞々しいサーモン、透明感のあるイカ、そして宝石のような帆立が宝物のように並べられている。
そして、刺身の隣には、冷やされた徳利と小さな盃が置かれる。
日本酒は透明で、ほのかに甘い芳香が漂っている。

まずは、日本酒をそのまま静かに口に含む。
冷たくて清涼感のあるその味わいが口の中を満たし、繊細ながらも深い味が幾層にもわたってが感じられる。
喉を通るときの滑らかな感覚と共に、微かな米の甘みが残る。

次に、マグロの刺身を箸でつまみ、少量の醤油に軽く浸して口に運ぶ。
マグロの豊かな旨味と柔らかな食感が、醤油の塩辛さと絶妙に調和する。
その後で再び日本酒を一口呑むと、酒が持つ清涼感がマグロの脂の口どけを引き立て、更に味わいを深める。

同様に、サーモンとイカ、帆立も一つ一つ味わい、それぞれの特徴を楽しむ。
サーモンはその脂の乗りと独特の風味、イカはシャキシャキとした歯ごたえと甘み、帆立はそのクリーミーな口当たりが際立つ。
そして、それぞれの海の幸の味わいを、日本酒が優しく包み込む。
甘くて繊細な日本酒は、海の幸の新鮮な風味を引き立て、食材の良さを最大限に引き出している。

改めて、刺身の鮮度と日本酒の洗練された味わいが見事に調和し、日本人に生まれたことの悦びを感じさせてくれる。
思わず膝を打つ旨さ、これが外れるわけがない。そう思える鉄板の組み合わせだった。

しばしおすすめ料理に舌鼓を打つも、目的の酒はこれではなかったように思い至る。


2-2. 2件目:バル


街角にひっそりと佇むバルに足を踏み入れると、温かくて活気に満ちた雰囲気がすぐに包み込んでくれた。
店内は小ぢんまりとしており、壁には色とりどりのワインボトルが並べられ、カウンターとテーブル席が程よく配置されている。
店は照明がやや落とされたムードある空間で、BGMとして流れるラテンの軽やかな音楽が心地よさを増している。

カウンター席に腰を下ろすと、親しみやすい笑顔の店員が挨拶を交わしながらメニューを手渡してくれる。
メニューは洗練されたデザインで、その中にはタパス(小皿)やシーフード、シャルキュトリ(加工肉)、地元のワインなどが並んでいる。
ページをめくるごとに、それぞれの料理の魅力的な写真と簡潔な説明が目を引く。

メニュー冒頭には、季節の新鮮な食材を活かしたタパスがいくつかピックアップされており、どれも試してみたくなる誘惑に駆られる。
そして、特に目が惹かれるのはおすすめの欄にあるイベリコ豚のプランチャ(スペイン鉄板焼き)と地酒ワインだ。

こうしてメニューを見ていると、確かに昨日この店に訪れ、楽しいひと時を送ったことを思い出せる。

🔽この店での注文を思い出す場合


アイデア(-10%)に成功すると、おすすめにあるイベリコ豚のプランチャと地酒ワインを頼んだことを思い出せる。

🔽注文をする場合


一回の注文ごとに、ここでのアイデア+10%

🔽次の行き先を思い返す場合


アイデア(-10%)に成功すると、次は近隣のパブに行ったことを思い出せる。

🔽極上の酒(めちゃくちゃ旨い酒)について聞く場合


うちの地酒ワインは最高で、まさに極上の酒ですよと教えてもらえる。

▶メニュー例


・自家製サングリア
・クラフトビール
・ピンチョモルノ(モロッコ風串焼き)
・ガーリックライス
・チーズ盛り
・アンチョビ
・ラム串
・レバーパテ    等々

▶おすすめメニュー:イベリコ豚のプランチャと地酒ワイン


サーブされたイベリコ豚のプランチャが目の前に運ばれる。
隣に添えられたシンプルな野菜のグリルが色彩を添え、豊かな味わいを予感させる。
焼き色が美しくついた豚肉は、見るからにジューシーで、その上には繊細に刻まれたハーブがちりばめられている。

一方で、選ばれた赤ワインは濃いルビー色をしており、グラスを傾けると、深く濃厚な葡萄の香りが鼻をくすぐる。
最初の一口は、その豊かな果実味とほのかな渋みが口の中で広がり、暖かい感覚を与える。

イベリコ豚の最初の一切れを口に運ぶと、その柔らかさと濃厚な味わいが舌の上で解け、肉の旨みとともに溢れ出る脂が豊かな風味を創出している。
この肉の味わい深さは、赤ワインと見事にマッチし、肉の脂っこさを赤ワインの渋みが洗い流してくれる。
二つの味が絡み合いながら、それぞれの特徴を際立たせている。

食事を進めるごとに、赤ワインの層深い味わいがさらに肉の風味を引き立て、その都度、新たな味の発見がある。
イベリコ豚と赤ワインの組み合わせは、シンプルだからこそ歴史を感じる王道の組み合わせであり、一口ごとに感じる満足感は格別だ。
食べ終える頃には、どちらも完璧なバランスで溶け合い、忘れがたい美食体験を提供してくれた。

しばしおすすめ料理に舌鼓を打つも、目的の酒はこれではなかったように思い至る。


2-3. 3件目:パブ


木製の重厚な扉を押し開け、温かい照明の下、活気あふれるパブに足を踏み入れた。
店内は賑やかな笑い声とアイリッシュフォークミュージックが響き渡り、壁にはアイルランドの風景画やビールの広告ポスターが飾られている。
カウンター席はすでに地元の常連客で賑わっており、テーブル席には家族連れや友人同士のグループが楽しげに会話をしている。

店員が笑顔で迎えてくれ、すぐにメニューを手渡してくれる。
ページをめくると、アイリッシュビールやシードルが種類豊富にリストアップされている。
他にも様々なアイリッシュウイスキーやカクテルが目を引く。

フードメニューには、定番料理がずらりと並び、ミートパイ、マッシュポテト、シチューなど様々な料理が紹介されている。
その中でも特に目を引くのがおすすめにあるフィッシュ&チップスと、イギリス本国輸入のペールエールだ。

ワクワクメニューを眺めていると、昨晩もこうやってメニューに目を輝かせ注文を考えていたことを思い出す。

🔽この店での注文を思い出す場合


アイデア(-20%)に成功すると、おすすめにあるフィッシュ&チップスとペールエールを頼んだことを思い出せる。

🔽注文をする場合


一回の注文ごとに、ここでのアイデア+10%

🔽次の行き先を思い返す場合


アイデア(-20%)に成功すると、次は近隣のスナックに行ったことを思い出せる。

🔽極上の酒(めちゃくちゃ旨い酒)について聞く場合


うちのエールは本国で評判のものを買い付けてるからどれも絶品だよと教えてくれる。

▶メニュー例


・シードル
・エール
・リキュール
・サラミ
・オリーブ
・ミートパイ
・ソーセージ盛り合わせ    等々

▶おすすめメニュー:フィッシュ&チップスとペールエール


目の前に置かれたフィッシュ&チップスは、外はカリカリで中はふっくらとした完璧な揚げ加減。
熱々の白身魚は、レモンをぎゅっと絞ると、その酸味が熱と絡み合い、食欲をそそる香りが周囲に広がる。
サクサクのポテトフライも同様に、塩加減が絶妙で、単体でも一緒にでも楽しめる。

一方、冷えたペールエールは、その明るいアンバー色と泡立ちが目を引く。
最初の一口は、ホップの爽やかな苦味とフルーティなアロマが広がり、格別の爽快感を提供する。
このビールは、フィッシュ&チップスの油っこさを中和するのに最適で、口の中の油分をきれいに洗い流してくれる。

フィッシュの一切れを口に運び、その後すぐにペールエールを呑むと、ビールの苦味が魚の味わいを引き立て、新しい味の層が広がる。
ビールの炭酸が舌を刺激し、フィッシュの味わいをさらにリフレッシュする。
一方、クリスピーなポテトフライは、エールの味わいを補完し、共に食べることで一層おいしく感じられた。
ペールエールとフィッシュ&チップスの組み合わせが提供する味の調和はまさに至高で、シンプルだが非常に満足のいくものだった。

王道の組み合わせに充足感を得るも、目的の酒はこれではなかったように思い至る。


2-4. 4件目:スナック


街の喧騒から少し離れた場所にあるスナックに足を踏み入れると、落ち着いた雰囲気の中、懐かしいJ-POPが流れている。
店内は小さく、カウンターには数人の客がすでに座り、ママが親しげに会話をしている。
壁にはレトロなポスターや飾りが施され、どこか懐かしい雰囲気が漂っている。

「あら、今日も来てくれたの。嬉しいわ」
席につくと、すぐにフレンドリーなママがメニューを持ってきてくれる。
メニューはシンプルで、いくつかのカクテル、ウイスキー、ビール、ブランデー、果実酒など様々な選択肢が並んでいる。
また、小さなスナック類も用意されており、ナッツやチーズ、オリーブなどがおつまみとして挙げられている。

「何にする?まだボトル残ってるけどあけましょうか?」
どうやら昨晩ボトルをキープしていたようで、ママはそのように声をかけてくる。
そう聞かれると、昨晩ここに訪れてしこたま呑んでボトルもキープしたような気がする。

🔽この店での注文を思い出す場合


アイデア(-30%)に成功すると、ウイスキーとチーズ盛り合わせを頼んだことを思い出せる。

🔽注文をする場合


一回の注文ごとに、ここでのアイデア+10%

🔽次の行き先を思い返す場合


アイデア(-30%)に成功すると、次は近隣のBARに行ったことを思い出せる。

🔽極上の酒(めちゃくちゃ旨い酒)について聞く場合


キープしているボトルの酒は相当に良いウイスキーだと教えてくれる。

▶メニュー例


・焼酎グラス
・各種ボトル
・酎ハイ
・きゅうり漬け
・キムチ
・たこ刺し
・チーズ盛り
・板わさ    等々

▶おすすめメニュー:ウイスキーとチーズ盛り合わせ


ボトルの注文を入れるとママは熟練の手つきで透明な氷をグラスに入れ、その上から丁寧にウイスキーを注ぐ。
琥珀色の液体が氷に触れると、ほのかな音を立てながら、その色がゆっくりと広がり始める。
すぐウイスキーの重厚な香りが空間を満たし、期待感を高める。

ウイスキーを一口呑み、その複雑なフレーバーが口の中で味わう。
煙たいピートの香り、オークのフレーバー、遠くに感じる甘いキャラメルの味。

そして、ママはウイスキーに合わせて、数種類のチーズも提供してくれる。
ウイスキーを一口含んだ後、まずブルーチーズを食べると、これらが舌の上で絡み合い濃厚なチーズの味わいをさらに深める。
そしてチーズのクリーミーさがウイスキーの辛味を和らげ、新しい味の層を形成する。

次に試すのは、少し塩味が効いた硬めのチェダーチーズ。
このチーズを合わせると、その塩分がウイスキーの甘みを引き立て、また異なるハーモニーを楽しむことができる。
チェダーの力強い味わいが、ウイスキーの樽由来の風味と見事に融合し、一層の満足感を与えてくれる。

その濃厚な味わいにしばし舌鼓を打つ、これがまずいわけがない。まさに酒の1つの極みと言って差し支えないだろう。
しかし、求める極上の酒はこれではなかったような気がする。


2-5. 5件目:BAR


夜の街の一角に佇むBARは、その暗めの照明と洗練されたインテリアで統一された洗練された空間だった。
ガラスドアを押し開けると、中からはジャズが心地よく流れており、その音楽が一瞬で日常から隔離するような空間を作り出している。
エントランスを過ぎると、目の前にはエレガントなバーカウンターが広がり、その上には魅力的に照らされた様々なボトルが並んでいます。

カウンター席に腰掛けると、バーテンダーが温かい笑顔で迎えいれ、メニューを手渡してくれる。
メニューは緻密にデザインされており、各ページにはカクテル、スピリッツ、ワイン、ビールといったカテゴリーが分かれていて、詳細な説明が丁寧に記されています。

周りを見渡すと、他の客たちもそれぞれのドリンクを楽しんでいる様子があり、彼らの満足そうな表情がこのBARのクオリティを物語っている。
この洗練された空間でBGMのリズムに身を任せていると、昨日もこのようにこの空間に酔いしれていたことを思い出す。

🔽この店での注文を思い出す場合


アイデア(-40%)に成功すると、オールドファッションドとナッツを頼んだことを思い出せる。

🔽注文をする場合


一回の注文ごとに、ここでのアイデア+10%

🔽次の行き先を思い返す場合


アイデア(-40%)に成功すると、次は近隣のコンビニに行ったことを思い出せる。

🔽極上の酒(めちゃくちゃ旨い酒)について聞く場合


人それぞれですが、やはり世界一親しまれているカクテル、オールドファッションドは外せないでしょうと教えてくれる。

▶メニュー例


・各種カクテル
 ・ジン
 ・ウォッカ
 ・ラム
 ・テキーラ
・ミックスナッツ    等々

▶おすすめメニュー:オールドファッションドとナッツ


バーテンダーは熟練の手つきでオレンジの皮をひねり、そのエッセンスをグラスに落とし込む。
氷を丁寧にグラスに入れ、バーボンを注ぎ、さらにアロマティックなビターズを加えて軽くステアする。
カクテルの表面にオレンジのスライスを飾り付けると、オールドファッションドが完成する。
それは見た目にも洗練され、香り高い逸品だ。
その隣には、ナッツの盛り合わせが添えられている。

グラスを手に取り、最初の一口をゆっくりと味わう。
オールドファッションドはバランスの取れた甘さとビターズのスパイシーさが口の中で絶妙に絡み合い、バーボンの豊かな香りが全体を引き締める。

その隣で、ローストされたナッツの盛り合わせがお供する。
アーモンド、カシューナッツ、ピーカンナッツなど、軽く塩味が効いていて、カクテルの甘い風味と相まって口の中で心地よいコントラストを生み出す。
ナッツの香ばしさとクリスピーな食感が、オールドファッションドの深みとスムーズな口当たりを引き立て、呑み進めるごとに新しい味の発見がある。

幾層にも連なる味の変化を楽しみつつ、優雅なひとときを過ごすも、これもまた求めるものとは違ったものだと思い当たる。


2-6. 6件目:コンビニ


🟡KP向け:コンビニ以降の足取りについて


泥酔+極上の酒の消失効果により、自身の記憶自体が消失してしまっています。
如何にアイデアでクリティカルを出そうと、この後の足取りについては不明のままです。
暗い夜を明るく照らす夜のオアシスとも言えるコンビニエンスストア。
そんなコンビニのアルコールコーナーには、ビール、ワイン、日本酒、ウイスキー、その他のアルコール飲料が豊富に揃えられている。

ビールの棚には、国内外の数多くのブランドが並び、クラフトビールから大手メーカーの製品までを網羅している。
ワインコーナーは、赤、白、ロゼ、スパークリングと、これまた様々な種類のものが網羅されている。
日本酒とウイスキーのセレクションも充実しており、大瓶、小瓶、紙パックのものまで種類は様々だ。
ウイスキーも、スコッチ、バーボン、ライなど、幅広い品種がそろっており、その様子は壮観だ。

その様子に昨今はコンビニ1つでここまで酒が楽しめるようになったかと文明の進歩を感じられずにはいられない。

🔽この店での注文を思い出す場合


アイデア(-50%)に成功すると、缶ビールとスナックをはじめいくつかの酒とつまみを買い込んだことを思い出せる。

🔽注文をする場合


一回の注文ごとに、ここでのアイデア+10%

🔽次の行き先を思い返す場合


アイデア(-50%)に成功しても、この先何処に行ったかはよく思い出せない。

🔽極上の酒(めちゃくちゃ旨い酒)について聞く場合


そのような品名のお酒はないと困りながら教えてくれる。

▶メニュー例


・チューハイ
・缶ビール
・ワンカップ
・スナック菓子
・唐揚げ
・フランクフルト
・コロッケ
・乾き物

▶定番組み合わせ:ビールとスナック菓子


買ったばかりの缶ビールを開ける。
プシュッという音と共に、冷たいビールの香りがふわりと漂い、それだけで日々の疲れが軽減される感覚がある。
一口飲むと、その冷たさが喉を通り抜け、すっきりとした後味が心地よい。
ビールの微かな苦味とモルトの甘みが絶妙に調和しており、確かな満足感を得られる。

次に、スナック菓子の袋を開ける。
カリカリとした音が心地よく、塩味と穀物の香ばしい風味が口の中で広がる。
ビールの味を引き立てる塩気が、呑むペースを自然と早める。
さらに、じわりと油の味が感じられ、それがビールの清涼感とマッチして、何とも言えない満足感を提供する。

ビールを呑み進めながら、時折スナック菓子をつまむ。
ビールを呑み進めながら、時折スナック菓子をつまむ。
この繰り返しこそ人生の営みの縮図であり、生の喜びそのものと言い換えても差し支えないだろう。

しかし、こんな至福の時間ですらも、あの極上の酒の前では霞むものだったと自覚する。


2-7. 原賀光との遭遇


🟡KP向け:原賀の情報について


原賀が極上の酒、というキーワードを知っているのは、極上の酒を呑んだ人間(ホームレス患者)が韮滝に話し、その韮滝から又聞きで話を聞いたためです。
すでに極上の酒を呑んだ人間は消滅しており、その話を直接聞いた韮滝も人物の消失と合わせそのワードについては記憶から消滅しているため、又聞きした原賀以外はそのワードを知りえません。

🟡KP向け:原賀との接触について


原賀と接触し、韮滝の情報を得ないとこの先は進展できません。
極上の酒というワードを発していなくても、原賀の方から「昨日もここで盛り上がってましたよね、極上の酒がどうとか」とダル絡みしてきて自分も探してると極上の酒の噂話を話をしてくるなど、どうにか情報を与えるようにしてください。

「お兄さん/お姉さん 達、さっき極上の酒って言ってまひたか?」
「極上の酒、あらひ、聞いたことがありましゅよ」

突然声をかけられて見やれば、若い女性がストロング缶片手に話しかけてきた。
見れば君たちと負けず劣らず酔った様子に見える。

「あらひ、今、脱アルコールのカウンセリング受けれるんれすけど、そこの先生がそんなこといっては気がひまふ」
「韮滝先生っていう、そこの凄腕の先生なんれすけど」

彼女はそう言ってストロング缶をまた一口すする。

🔽酒を呑んでるけど良いのか聞く場合


「今日はチートデイだからいいんれす!」

いいんれす。

🔽韮滝について聞く場合


すぐそこのビルの一角にある心療内科のカウンセラーだと聞くことができる。

🔽極上の酒について聞く場合


「先生が言ってたんれす!最近診た患者で極上の酒とかいうめっちゃうまいお酒にハマってる人が急増しているって!」
「あらひも気になって先生に色々聞いたんれすけど、あんたはだめだって教えてくれなかったんれすよ!」

🔽韮滝についてネットで調べる場合


図書館、コンピューターなどに成功すると、
韮滝が実績のあるアルコール依存症専門のカウンセラーだとわかる。レビューも見るに評判も上々だ。

🔽極上の酒についてネットで調べる場合


いくら調べてもヒットしません。
これは酒を呑んでいた患者が、ネットを使わないホームレス達だったため、記録も残っていないためです。