状況変化
気がつくと、胸上ほどまであった水かさは腹上ほどまでに下がっていた。
4-1. 望遠鏡 ※KPCの記憶
血に浸かった長い筒、それはよくよく見ると望遠鏡だった。
ソレに触れた瞬間、色づいた鮮やかな記憶が浮かび上がる。
それは懐かしい日常の記憶。今となっては遠い在りし日の記憶。
涼しい風が通り抜けるベランダの景色。
傍らには望遠鏡と、そして微笑む君の姿がある。
>KPCとのRP
🟡KP向け:RP指針について
ここでは死生観について語り合ってもらいます。
悠久の時を過ごす宇宙の話題から、永遠の命というテーマにシフトして、永遠の命がほしいかどうかについて話し合ってください。
▶会話例
・宇宙は138億年前にビッグバンで生まれたとされている
・一説によると今の宇宙は50回目なんて話もある
・地球ができて約46億年と言われている
・地球は5億年後には海水が蒸発、50億年後には太陽に飲み込まれるらしい
そんな記憶。鮮やかで温かい記憶。
4-2. 魔導書 ※KPCの記憶
血に慕ったそれは見知らぬ本のようだった。
冒涜的な装丁の施された分厚い本、内容は血が滲み読むことができない。
ソレに触れた瞬間、色褪せた灰色の記憶が浮かび上がる。
文字、文字、文字。
広大な文字の海、果てしないソレをひたすらかき分け、目的の文字列を探し求める。
目当ては一つ、死者の蘇生。その呪文だけだ。
ラテン語のそれは一見して意味がわからない。
ひたすら辞書と見比べて解読を進める。
解読作業は困難を極め、一日に一文読み解け無いなんてこともザラだ。
それでも構わずひたすら文章に向き合う。
寝食を忘れ、一週間、一ヶ月、半年、一年、ひたすらそれに向き合う。
そして、ついにソレを見つける。
▶死者蘇生の呪文
使用MP任意、使用SAN値5d5
生きた人間を一人生贄に捧げることを代償に、任意の人間を蘇生する。
指定の魔法陣の上で、事前に儀式を施した刃物を生贄の心臓に突き立てることで儀式を行う。
蘇らせる人間の遺髪か遺骨が必要。
捧げたMP×5%の確率で蘇生術は成功する。
術に失敗した場合は不完全な蘇生が実行され、異なる魂、あるいは魂のない肉体が蘇生される可能性がある。
また、術に成功した場合も被蘇生者は正気度を大きく失う。
使用MP任意、使用SAN値5d5
生きた人間を一人生贄に捧げることを代償に、任意の人間を蘇生する。
指定の魔法陣の上で、事前に儀式を施した刃物を生贄の心臓に突き立てることで儀式を行う。
蘇らせる人間の遺髪か遺骨が必要。
捧げたMP×5%の確率で蘇生術は成功する。
術に失敗した場合は不完全な蘇生が実行され、異なる魂、あるいは魂のない肉体が蘇生される可能性がある。
また、術に成功した場合も被蘇生者は正気度を大きく失う。
🟡KP向け:蘇生の成否について
成功しています。
ただし、長年の研究に加え蘇生呪文を行使したKPCは大きな不定の狂気を発症し、蘇生されたPCも発狂し、不定の記憶喪失と一時的な血の幻覚に苛まれています。
魂のない蘇生=発狂したKPCと勘違いしたままだと、最終的に悲劇が待ち受けています。
そんな記憶。灰色の冷たい記憶。