状況変化

気がつくと、腹上ほどまであった水かさは腰丈ほどまでに下がっていた。




5-1. カレンダー ※PCの記憶


🟡KP向け:日付について


日付についての言及があった場合、血で滲んで読みづらいですが、旅行から1年半ほど経っていることがわかります。
壁にかけられた血に滲んだ四角い紙の束。
ソレに触れた瞬間、色づいた鮮やかな記憶が呼び起こされる。
それは懐かしい日常の記憶。今となっては遠い在りし日の記憶。

椅子に座ってくつろいでいると、ふと対面に座っていた{KPC名前}がカレンダーの印に気がついて話し出す。

>KPCとのRP

🟡KP向け:RP指針について


ここでは死生観について語り合ってもらいます。
誕生日の話から年齢差の話、そして好きな人には自分より長生きしてほしいかというテーマにシフトして話し合ってください。

そんな記憶。鮮やかで温かい記憶。


5-2. 日記 ※KPCの記憶


シンプルな装丁のノートのような本、内容は血が滲み読むことができない。
ソレに触れた瞬間、色褪せた灰色の記憶が浮かび上がる。

灰、灰、灰。世界に色がない。
行き交う人々はすべて黒い靄に見え誰ともわからない。
食べ物を食べても味がしない。
音楽を聞いても旋律がわからない。
言葉を聞いても意味が理解できない。
なのに周囲の影の笑い声だけがよく聞こえる。
隣を見ても微笑むあの人は居ない。

なぜ自分だけが。
いっそあの時一緒に死んでしまっていたほうが幸せだったのではないだろうか。
なぜ自分だけが。
なぜ自分なんかが生き残ってあの人が死ななければならなかったのか。

なぜ自分だけが。なぜ自分だけが。なぜ自分だけが。

いや、違う。
この世にはあるではないか、この状況をあるべき形に戻す方法が。
あの女将が示してくれたその手段が。
探そう、その手段を。
残されたこの命はそのためにある。

そんな記憶。灰色の冷たい記憶。



▼カレンダーと日記両方を調べた場合▼