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ご挨拶他

はじめに

数あるクトゥルフ神話のシナリオから、本シナリオをお手にとっていただき誠にありがとうございます!
本シナリオは”そこ部(そこぶ)”制作の「クトゥルフ神話TRPG」非公式シナリオになります。
ご利用の際は、下記注意事項と利用規約をご確認の上、お遊びいただきますよう、お願いいたします。
それでは、良きセッションと良きTRPGライフをお楽しみください!

Q&A

Q社暴くのはアウトでは?
現実では即アウトです、絶対に真似しないようにお願いします。
(社管理の方はただでさえ賽銭泥棒に苦心してらっしゃいますので、紛らわしいマネもしないようにしてください)
夢の中でだったらゆるされる…のでしょうか?まぁ今回は太宰府のためということでここは一つ…

Q謎の建物の中ってこうだよ、宝物殿の中違うよなど、実際の天満宮との差異のご指摘
筆者はあくまで一般観光人であり、内部理解に明るくありません。
そのためあくまで天満宮内の描写は本シナリオ独自の妄想とお受け取りください。
(観光案内パートで間違いがあった場合は、本当にすみません…)

Q菖蒲池は?政庁跡は?などの実際の観光スポットが未登場の件
すみません、時期外だったり時短のためだったりでいくつか省かせていただいているスポットがございます。
本作登場以外にも素敵なスポットがその他にもたくさんありますので、ぜひ実際に訪れてみてください。

Qなぜループに巻き込む人をこんなに絞っているの?
絞る意図はなかったのですが、心だけでなく魂まで別空間に巻き込むには儀式的な手順と条件が必要でした。
まず実際の危機にあう等、走馬灯を見るような状態にならないと術は発動条件を満たせません。
これは、走馬灯により体感時間が引き延ばされることを利用し、時間の流れの違う夢世界の領域に違和感なく魂を送るためのものです。

そして音曲をトリガーにするのは、曲という違和感なく大勢が受動的に聞き入れ認識できるものを起点にした方が、いつ危機が訪れるともしれない日常の中で、多くの人を対象にするのに効率が良いからです。
天神様唯一誤算だったのが、現在の太宰府でとおりゃんせを聞く機会がそうないということです。ほんとなぜなんでしょう?

Q太宰府全域で守護の術の対象者が探索者と幸一だけは少なすぎない?
とおりゃんせを聞いて、かつ(偽)火雷神発生時に天満宮付近にいて命の危機にさらされた人がごく少数だったためです。
天満宮は確かにたくさんの人が訪れる観光地ですが、18時にもなれば人はほとんどいません。

Q6周目で文子はなぜ急に電話に出たの?
本人も言っている通り、PC達が電話に出ているのに釣られたためです。
意図せず相手の動作につられて同じ動作を行うことを、協調動作、あるいはミラーリングと言ったりします。

Qループが七回なのはなぜ?
空間を維持するMPの都合で、本来5周までの想定でした。
イメージ的には1周維持に1000万MP必要で5周で5000万MP、加えて現実への反映に500万MP必要という内訳です。
これを現実への反映をあきらめ、浮いた500万MPを使って劣化世界を無理矢理維持するのに各周250万MPかかるという計算です。
MPが増えれば理屈上もっとループは増やせますが、MPを周囲に影響なく蓄積できる容量はこれが限度でした。
(周回があまり多くなりすぎると、そもそも人の精神が耐えられないというのもあります)

とおりゃんせの歌詞「このこの七つのお祝いに~」はもともとループが七回であることを示す歌詞でした。
余談ですが、とおりゃんせの歌詞は、当時はこのこの五つのお祝いだったのが、周回延長が可能に拡張され歌詞が変わったという設定です。
(どちらも七五三の区切りで、後世に行くほど子供の寿命も延びその山場も後ろにずれていくため、民衆にも違和感なく受け入れられました)

Q幸一は放っといて平気なの?
太宰府守護の術は、太宰府に危機が迫っている時限定で、とおりゃんせをその日のうちに聞き、命の危機を感じている人間に対して発動します。(自力の走馬灯との相乗での発動)
つまりその度合は人それぞれで、絶体絶命のPC達に対し、幸一は隣の木に雷が落ちてびっくりした、位の危機だったため、冷静に対処すればなんてことはない状態でした。
幸一に危機感があまりないのも、今冷静になってそういう状態にある程度気づいているためです。

Q文子達がループに巻き込まれていないのはなぜ?
文子に危機が迫るとしたら、まずBADエンドの流れでは、太宰府に危機が迫る前(偽火雷神と黒い風未召喚時)のため術の対象外です。
また、その際は恵子は危機を呼び込む当人となってしまうので術の対象足りえません。
加えてTRUEエンドの場合も、真の火雷神=天神様は術者とそのすぐ近くの人を巻き込まないため、危機的な状況にはなりません。

Q幼稚園にお昼寝なくない?
最近は忙しいご家庭も多いので、長時間のお預かりの部もあり、そこではお昼寝があったりすることもなくもない…らしいです!

Qお昼寝の時間に先生は寝なくない?
実際のお昼寝の際は、先生が園児の体の向きを5分おきにチェックするくらい先生は忙しいのですが、本シナリオでは恵子に限ってはお昼寝時間に子どもたちと一緒に寝る担当となっています。
だいぶ苦しいですが、本当に寝ないとぐずる子が居てそれに対応しているとか、園児の確認は持ち回りで交代で仮眠を取っているとか、理由はでっち上げてもらって構いません。

Qなぜ召喚に菅原の血が必要なの?
正確には契約者の血統が必要になります。
作中登場しているのがクトゥグアと契約した道真公とその子孫の血統のみ、かつ菅原家の残した記録のため、このような記載になっています。
余談ですが、血は濃いほうが成功率が高く、幸一が召喚しようとすると成功率は5割程度になります。

Q情報取り残した場合詰まない?
一応最低限の情報は渡すようにしていますが、場合によっては次ループで空き時間等作って再挑戦してもらっても大丈夫です。

Q1~5ループの内にループ世界が夢と気づいた場合どうなる?
6周目の備考に記載していますが、1~5周目は現実と遜色がない世界で、唯一探索者がループするということだけが相違点です。
そんな世界を夢と思うのは、現実がアザトースの夢と認識するのと同じくらい困難なことのため、正気では行えないものとしています。
6周目で世界の破綻を見れば認識は可能ですが、社を暴いたりすれば7周目にペナルティが加わるため、夢自在が使えるのは実質7周目だけです。

Q1~5周目で幸一が探索者と接触しなかったのはなぜ?
協力者を広い太宰府の範囲から探し出すのに時間をかけるよりも、調べ事に時間をかけた方が確実と考えたためです。
天満宮の部外者の幸一からすると、調べ事をするのは天満宮の外で、それらを同時に行うことができませんでした。
そもそも探したり読み解いたりするのにとても時間がかかる類の情報で、幸一が人探しまでしていたら5周目に間に合わなかったかもしれません。

Q文子が調べ物の際幸一に頼らなかったのはなぜ?
文子目線で必要に駆られる場面がなかったためです。
周回単一では捜査に行き詰まることもなく、天満宮内の調査等は仮にいても共有に時間がかかるだけで足手まといのため選択肢の外でした。
そもそも友達といるとき、極力かかわってほしく無いタイプの人間のため、よほどでない限り文子は声をかけません。

Qループ(夢)の世界と現実の世界の関係がよくわからない
こちらは本シナリオ独自の解釈になりますが、世界はすべてアザトースの夢であり、本来現実も夢も区別はありません。
人が現実と認識している層より深層に夢の層があり、人が見る夢も、ドリームランド等もこの層に含まれるという解釈です。
人が普段見る夢はこの夢層と現実層の境目くらい、かつ個人的な極小の領域ですが、ループ世界はこの夢の世界に一時的に作られた多人数を巻き込む大規模な現実の模倣世界で、本質的にそこに現実との違いはないため、上書きなどの互換性があります。

意識や肉体の話がややこしくさせているかもしれませんが、その区分け自体は現実層に生きる人間的な考えで、意識だけだろうが肉体ごとだろうが、夢の世界に行けばそこに違いはあまりありません。
睡眠時日常的に意識が夢の世界に行くのは、現実世界で物理的に区分された状態だと、意識だけの方が階層を行き来するのが容易というだけです。
(夢を見るという行為自体が、ある種意識だけ階層を越える儀式のようなものと言えます)

Q心をこの世界に閉じ込めたら現実側の人の心も閉じ込められて廃人みたいにならないの?
心は一つのものというよりは、その人を表す本質(≒法則やルール)のようなもので、別の場所からでも同時にアクセスできるというイメージです。
例えるなら、webサービスにどこからアクセスしても同じものを利用できます。サービスの機能や性質(本質)はどこから参照しようが同じということです。
対話AIサービスで言うと、AIの応答パターンはChatGPTだったりGeminiだったりで決まっているので、どこから誰が話かけようが基本回答は同じです。
ただし、話すタイミングで乱数が変わったり、会話が重なることでその人との記録が積み重なり、変化が現れユーザーごとの個性に繋がります。
今回はその、ローカルでの環境の蓄積(周回をまたいだ記憶の保持)ができないため、関係性の深化等の変化が一方的で、相手はずっと同じというだけです。

Q現実と夢に差がないなら夢でループしたり時間移動すればティンダロスに感知されるんじゃないの?
本シナリオの解釈としては、現実階層は物理的な制約が概念として付与されており、それゆえに融通が利かない層です。
いうなれば固定された層ですが、対する夢の世界はもっと流動的で融通が利く層であり、時間の流れる方向も一方向とは限りません。
そのため時間移動をしても角が立たず、猟犬に感知されるということはそうありません。

Q世界を置き換えれば元居た現実世界の人たちを消すことにならない?
人自体を異なるものに置き換えるというよりは、状態の置き換えといった感じです。
現実の魂=記憶=記録の該当箇所を、ループ世界のものに上書きすれば、その人や物の状態もループ世界で経験したものに合わせ変化します。
根っこの個人を司る心(人格)はどちらの世界も同じものなので、その人自体が別のコピー等に置き換わるといった話ではありません。
ただし、元の世界で過ごした記憶も事実も上書きされてしまうので、経験したことをリセットする(記憶を書き換える)ことにはなります。

Q太宰府だけ置き換えても現実と不整合起こらない?
世界にはある程度の自浄作用といいますか、破綻を防ぎ整合性を保とうとする働きがあるため、局所的に事実を書き換えても、食い違いが起こらないようつなぎこみをやってくれます。
夢の中で脈絡のない出来事や、急な場面転換があっても特に違和感を抱かないように、その世界の人は世界で起きた変化を認知できません。
(詳しく詰めれば太宰府の内と外で若干の記憶の食い違いなどは起こるかもしれませんが)

Q6周目観光で歴史紹介すると過去(目の前じゃない)に意識がいくのでは?
ループの先の行動に意識を行くのはここではない未来(世界の外)に意識が行くことになりますが、歴史=過去に意識が行っても、過去は現在を形作るものなので、その場所自体に興味を持つことに繋がり問題ない、という解釈です。

Q結局天神様って何?
本作では、道真公が間接的に招来したクトゥグアと道真公が同一視され誕生した神であるとしています。
ほぼほぼクトゥグアのため、招来に失敗すると別天神=ヤマンソがひょっこり現れてむちゃくちゃにします。

Q俯瞰の術+桑原の術+時繋ぎの術で最後の雷防げる?
時つなぎで俯瞰の術の対象を未来に差し替え、桑原の術で自分自身を守る方法ですが、基本不可としてください。
8章の補足でも述べた通り、未来に対する干渉は記憶の保持ができず、術を行使できたかの確信が得られません。
それ以外に手が思い浮かばない場合は、KP裁量で有りとしてもよいですが、恵子が探索者の方に強い視線を送る必然性を用意できないと、いずれにせよ改変が起きた扱いで災いが起こるので注意してください。

Qシュ◯ゲすき?
大好きです、大いに影響を受けています。
通過済みの方は影響の受けっぷりが分かると思います…!

注意事項

  • 本シナリオには一部、恐怖を煽る表現、暴力的表現、人によって不快な表現などが含まれます。あらかじめご了承ください。
  • 本シナリオには、独自の歴史解釈とそれに基づく誤った情景描写、人物描写が含まれます。あらかじめご了承ください
  • 本シナリオには、実際の建造物が登場しますが、その実態はシナリオと一切関係がございません。間違ってもご本家にご迷惑をおかけするようなことは絶対にしないようお願いします。
  • 本シナリオには、一部既存ルールを逸脱した特殊なルールが含まれます。あらかじめご了承ください。
  • 本シナリオでは、一部の背景画像やNPC画像にAI生成を使用しています。ただし、特定の作風や個人の作品を模倣する学習モデル(LoRA等)は用いず、学習元を明示した大規模学習による汎用モデルのみを使用しています。
  • 本シナリオの利用に際し、何らかのトラブルが発生した場合、当サークルは一切の責任を負担いたしません。
  • 本シナリオはフィクションです。シナリオに登場する人物、団体、地名と、実在する人物、団体、地名とは一切の関係がございません。
  • 利用規約

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  • その他特記

  • 本シナリオでは、プレイヤー向けの地雷要素の注意喚起は行っておりません。ご利用の際は、内容をご確認の上、KP様とPL様で事前にすり合わせをお願いいたします。
  • 本シナリオを利用した動画放送、配信等は自由です。収益化等も行っていただき問題ございません。ただし、動画・配信上で発生したトラブルについては一切の責任を負担いたしません。
  • シナリオの改変はご自由にしていただいて問題ございません。ただし、改変した点は参加者や閲覧者・視聴者に必ずご説明いただくようにお願いいたします。また、改変によって発生したトラブルについては一切の責任を負担いたしません。
  • シナリオの感想について、物語の核心に関わる感想、ネタバレに抵触する可能性のある感想は、ワンクッションツールなどを用い、ネタバレに十分配慮頂ますようお願いいたします。
  • おわりに

    本シナリオには自分の太宰府愛をこれでもかと詰め込みました。
    しかし、にわかかつ取材不足は否めず、半端なところが残ってしまったのは不徳のいたすところです。
    本シナリオを読んで、少しでも太宰府に興味を持っていただければ幸いです!
    シナリオとしてはループ数が当初無限だったものを7回に固定したため一本道で窮屈になってしまったのが少し心残りですが、大筋の流れは結構気に入っています。
    ぜひ皆様もギリギリのループ感を楽しんでいただければと思います。

    [2026.1.24追記]
    シナリオを制作してから時間が空き、自分で回すにあたって理屈の粗が気になったり、またシナリオの好みが変わってきたため、今回思い切って大幅な改変を加えることといたしました。
    結果、シナリオで引っ掛かりを覚えやすい部分がある程度解消でき、遊びやすくなったのではないかと思います。
    (もともと膨大だった情報量がさらに増えて、カジュアルさは損なわれた部分もあるかもしれませんが…)
    新しいシナリオも製作中だったり構想中のものがいくつかあり、今後もこう言ったアップデートを加えていけるかは未定ですが、絵素材などは機会あれば足していきたく思いますので、今後ともよろしくお願いいたします!

    最後に、お手に取っていただいた皆様、このシナリオを作成するに当たりご協力いただいた方々に、心より感謝申し上げます。

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    コピーライト

    本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
    Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
    Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
    PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」

    本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『新クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
    Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
    Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
    PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「新クトゥルフ神話TRPG ルールブック」